アスペクト比とは

アスペクト比とは、縦(長辺)と横(短辺)の比率を表す尺度です。 値が大きいほど細長い形状になり、1に近いほど、正方形(丸)に近い形になります。つまり、木粉のアスペクト比が大きいものは繊維状のものが多く、アスペクト比が小さいものは粒状のものが多いということになります。

アスペクト比の計測

粒度区分ごとに木粉をふるい分けし、拡大写真を撮影します。あとは恣意性がないように機械的に計測していきます。 木粉にはいろいろな形状が含まれているため、平均的な値を算出するために複数個の木粉を計測します。

スギ178μmパス木粉 45~106μm区分 計測例

スギ178μmパス木粉 45~106μm区分 計測例

木粉のアスペクト比

「木粉の粒径」で紹介した弊社の汎用木粉の計測値は下記のとおりです(参考値)。 スギ178μmパス木粉(n=50)

粒径区分 アスペクト比 構成比%

(粒度分布)

平均 標準偏差
212μm以上 3.83 1.99 3.7
150~212μm 3.85 2.21 31.8
106~150μm 3.62 2.22 51.6
45~106μm 2.73 1.67 12.2
45μm以下 2.03 0.98 0.6

タケ500μmパス木粉(n=50)

粒径区分 アスペクト比 構成比%

(粒度分布)

平均 標準偏差
425μm以上 1.59 0.59 1.5
355~425μm 2.53 1.32 4.2
212~355μm 3.60 1.88 22.7
150~212μm 4.81 3.48 18.6
75~150μm 3.63 3.37 28.2
75μm以下 2.37 1.79 24.8

アスペクト比を評価するに当たっては、平均値の他に、もう一つ重要な項目として「標準偏差」があります。 標準偏差とは、簡単にいうと「ばらつき」をはかる指標です。数値が大きいほど、ばらつきが大きいことを意味します。アスペクト比において標準偏差が大きいということは、アスペクト比が大きい細長い形状の木粉が多数含まれているということです。     《参考記事(木粉ブログ)》 木粉アスペクト比 ~木粉形状の指標~