とくしま林業アカデミー 塗り壁施工事例

徳島林業アカデミーの研修施設「木舎」に、木の塗り壁Mokkun那賀を導入いただきました!

施設や取り組みなども併せてご紹介させて頂きます。

とくしま林業アカデミーとは

徳島県では、県産材の更なる増産と利用の拡大を目指す「新次元林業プロジェクト」がH27よりスタート。

豊かな森林を未来につなげるため、植える、育てる、収穫するという森林サイクルを定着させる「林業」をしっかり学び、「地域の活性化」を担う人材が強く求められています。

「とくしま林業アカデミー」では1年間講義や実習などをおこない専門的な資格を取得し、林業の即戦力となる人材育成を行っています。条件を満たせば、アカデミーでの研修期間中も月額12.5万円の給付金が支給されます。

↓参考 とくしま林業アカデミーパンフレット

(Web:http://www.forest-tokushima.or.jp/academy1.html )

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今後の研修の拠点として、林業アカデミーの研修施設「木舎(もくしゃ)」が建設されるにあたり、建築材料の一部に徳島県産材活用の「木の塗り壁Mokkun那賀」を導入頂きました!

実習用丸太を活用

木舎の建設現場でもある、とくしま林業アカデミーの実習場では生徒のみなさんが実習で伐採した原木やチェンソー講習の際に切ったタンコロ、丸太などが積まれていました。このまま使われないのはもったいない!

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林業アカデミーの実習で使用された 原木・丸太・タンコロなど

そこで、塗り壁の材料にはこれらの実習で使用したタンコロ・丸太などを使わせて頂きました!

用材などとしては製品化が難しいこのような材料も、粉砕加工して木粉化することで「木の塗り壁Mokkun那賀」として地域産の建築材料として活用できます!

加工・製品化は丁寧に進めていきます。(以下参照)

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杉材料を積み込みます

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那賀ウッド工場に運び、まずは薪状に割ります

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樹皮(バーク)を除外し、乾燥させます

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乾燥後に破砕機・粉砕機に投入して木粉に加工します

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粉砕された杉木粉(左)に自然素材を配合して「木の塗り壁Mokkun那賀」の完成!

林業アカデミー研修施設「木舎」

地域材、そして実習で使用した材を活用した「塗り壁」の材料が完成した後は、いよいよ施工です。

左官屋さんの技術によりきれいに仕上げて頂きました。コテで仕上げる分クロス(壁紙)に比べて手間はかかりますが、手仕事ならではの風合いや味が出るのは素敵なところです!

杉の優しい色合いにも癒されます(^^)

調湿性能、消臭性能、不燃性能、蓄熱性能など、木粉を使うことで木の優れた機能性も発揮します!

完成時にご了承を頂き中を撮影させて頂きました!

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木舎 屋根かっこいいです!

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天井 かっこいいです!

写真だけでは伝えきれない部分ございますので、是非現地にてご覧ください!