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スギ樹皮(バーク)の粉砕加工 ~邪魔者とは呼ばせない~
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きれいな茶色の木粉 原料はなんでしょう?

弊社の主製品であるスギ木粉以外にも、ヒノキや竹などの粉砕品の製造についてご紹介してきました。今回はいろいろな場面でやっかいもの扱いされている「バーク(樹皮)」の粉砕加工についてアップします。

バーク(樹皮)は、木が山に生えている間は外側からのさまざまな影響から木材内部を保護するために重要な役割を果たします。成分についても、木材に比べて油分や灰分などが多く含まれています。

しかしながら、加工の段階では価値の高い活用方法があまりなく、時には下記のように邪魔者扱いされています。

・バークに石が噛みこんでいて、製材する際に石のせいで葉がかけた

・バークで作業場内が汚れる

・製品にバークが混じると成分や色の影響のため混入は禁止(もしくは混入しているものは価格が低くなる)

・燃料として使うには水分率が高い、熱量が低いため混焼する必要がある

弊社が扱う木粉についても、多くのお客様はバークの混入が無い製品を求められるため、バークを除去した木材部分のみを扱っています。しかしながら、適切に除去したバークは泥の付着もなく、乾燥しているため非常にきれいな状態のものが一定量そろいます。

バーク 那賀ウッドでは木材から丁寧に除去し、乾燥したバークを粉砕加工できます

ものは試しということで、粉砕を行ったところ、品質のそろったきれいなバーク木粉ができました。バーク100%の自然素材の重厚感がある色合いです。

バーク木粉の成分検証や用途開発を進めています。すでに「木の塗り壁」や高品質の「堆肥」などの製品化もできております。節の埋め材としても活用できます!

自然の美しい色合いです

バーク木粉の活用について、是非お問い合わせください!

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